【Amazon】アマゾン引当金とは?解決する方法を3分で解説

どうも、輸入ビジネスプレイヤーのKurachiです

あなたはAmazon引当金によりキャッシュフローが悪化し、資金繰りに頭を悩ませたりはしていないでしょうか?

今回の記事では、あなたの頭を悩ますAmazon引当金の内容、解決方法」について解説させて頂きます。

今回の記事で以下の疑問点6つを解決していきましょう!

○なぜに引当金は存在するのか。

○引当金は何%留保されその入金サイクルは?

○銀行によって入金タイミングが変わる?

○引当金の解除の可能性について。

○セラーパフォーマンスを向上させよう!

○引当金の影響を最小限に抑える振込前倒しとは?

正直、セラーである僕たちにとっては少々厄介な一面を持っている引当金について、なぜ存在するのかという事も一応理解しておきましょう。

では早速、内容を確認していきましょう!


Amazon引当金はなぜ存在するのか

そもそも、Amazonはなぜ引当金というルールを設定したのでしょうか?

2017年の春先頃にニュースでも放送された、「Amazonショック」が原因の1つと言われています。

日米のAmazonにて、Amazonセラーのアカウント乗っ取りによる詐欺が横行しました。

その時のクレーム対応で相当な打撃を受けたAmazonは、様々な対策を取る事になります。

その対策の1つが「引当金制度」となった訳です。

要するにセラー(出品者)が原因で起きた返品等のクレームについては、セラーが責任をもって対応すべきという事だと思います。

ただし、引当金制度の対象になるセラーアカウントは「2016年8月15日以降に作成されたアカウント」になります。

それ以前のアカウントに関しては対象外ということになります。

Kurachi
Kurachi
私のアカウントは2015年に開設したので適応外になってます。

引当金の内容について

では引当金の内容について確認してみましょう。

基本的に、Amazonが出品者であるセラーに売上金を振り込む周期は14日ごとになります。

しかし引当金対象のアカウントの場合、売り上げの50%が引当金として留保されてしまいます。

留保された引当金が振り込まれる期間はさらに14日後の「次の決済日」とされていますので、最初の決済日から考えると28日後の「約1ヶ月後の振り込み」になってしまうのです。

このようにして売り上げの50%が毎回がずれ込む形で、入金されていくのが引当金です。

Amazon販売を始めたばかりで資金力に余裕がない状況ですと、
非常にキャッシュフローが厳しくなると予測できます

Kurachi
Kurachi
そのあたりも考慮した上で仕入れを行っていく必要がありますね!

引当金の入金タイミングは銀行ごとに異なる

引当金が銀行に振り込まれるタイミングですが、銀行ごとに異なります。

中でもみずほ銀行が他銀行と比べて素早く入金されます。

平日火曜日の朝に振込開始メールを受けた場合、翌日水曜日には入金が完了します。

ですので、ゆうちょ銀行とみずほ銀行では最大4日ほど入金サイクルが変わってきます。

引当金留保期間プラス4日の差はかなり大きいと言えますので、この辺りも是非リスク回避のために参考にしてみて下さい。

みずほ銀行 振込手続き開始のから平日中1日程度で入金が完了
楽天銀行 振込手続き開始のから3日から4日程度で入金
三菱東京UFJ銀行 振込手続き開始のから4日程度
ジャパンネット銀行 振込手続き開始から2日から3日程度
ゆうちょ銀行 振込手続きから5日程度

引当金の解除について

引当金の解除については、正直Amazonに問い合わせをしても具体的には分かりません。

引当金解除のタイミング

Amazonでは当面は引当金の解除は考えていないとの事でしたが、実際に引当金が解除されたという報告もあります。

しかも、その解除タイミングは個々にバラツキがあるようです。

憶測ですが、引当金が解除されるタイミングというのは、Amazonから優良なセラーだと認められた時なのではないかと考えられます。

優良なセラー = パフォーマンス状態が良い = 返品等のクレームが少ない

引当金の大きな目的は、「お客様からのクレームがあった時に返金や払い戻しに対応する為である」と規約にも書いて有ります。

つまり優良なセラーであれば引当金の必要が無い という事になります。

という事は、「Amazonは僕たちセラーの状態をチェックしている」と併せて考えられますよね?

セラーパフォーマンス状態の向上

では、どうしたら 優良なセラーになれるのでしょうか?

それは、セラーパフォーマンスの評価を上げるという事に通じると結論付けができます。

そのセラーパフォーマンスを向上する為に意識する事を挙げてみました。

* 注文不良率がAmazonの既定とする水準以下
* 返品不満足度がAmazonの既定とする水準以下
* 出荷遅延率がAmazonの既定とする水準以下
* 返金率がAmazonの既定とする水準以下
* Amazonから届いた24時間以内要返答メールへの時間内返答&対応

以上の項目を常に意識して良い状態をキープできれば引当金も早く解除されるでしょうし、Amazon様からの評価も良い状態で販売ができる という事です。

お客様からのクレームをなるべく起こさないのが1番大事なので、日頃からの商品リサーチの質を上げていく事が必須条件で有ると言えますよね。

Kurachi
Kurachi
販売商品の品質を高水準に保つことを意識しましょうね!

引当金の振り込み前倒し依頼を駆使する

引当金としてAmazonが留保する期間は実質7日間です。

もし14日周期の決済期間まで待てない事情 があるなら、

引当期間の7日を過ぎていれば前倒して振り込み依頼をする事が可能です。

まず、セラーセントラルを開いて下さい。

開けたら、ホーム画面右側にある「決済情報」の 『支払いの概要を表示 をクリックします。

⬇︎

次に、「ペイメントのページで 振込みをリクエスト をクリックします。

⬇︎

次に、今すぐ振り込むのページで 今すぐ振り込む をクリックします。

⬇︎

これで、「引当金解除分に関しては振込み手続きが開始」されます。

ただし、状況によって振込みが完了するまでに最長6営業日を要するので御了承下さい。

ちなみに、振込リクエストができる頻度は「24時間内に1回」だけです。

ただ、毎日決まった時間にこの方法を駆使する事によっておよそ6営業日後に毎日入金が有る事になります。

Kurachi
Kurachi
これで多少なりとも精神衛生上的にも気が楽になりますね!

引当金が解除された訳では有りませんが、このような依頼ができるという事も、覚えておいていただけたらと思います。

まとめ

以上、「Amazon引当金の内容、解決方法」について一緒に確認してきました。

いかがだったでしょうか?

引当金に引っ掛かってしまったタイミングの人は、意識しなければならない事が多々ありました。

しかし逆に考えれば、その意識しなければならない事をシッカリと遂行しておけば、

あなたのセラーパフォーマンスは間違いなく良い状態がキープできますし、それは言わばお客様にとっても優良で信頼できる販売者になっている証になります。

逆転の発想で、引当金という逆境をバネにして成長するという気持ちで取り組めば、

それこそ「成功者のポジティブな発想」になれるでしょう!

Kurachi
Kurachi
是非、ポジティブなマインドで引当金なんかに負けないパフォーマンスを身に付けて下さいね

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それでは、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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